プロフィール
「文章は人柄と同じ」が信条です
磯崎 博史(いそざき ひろし)
日本語品質コンサルタント®、プロ・フィール(Pro-Feel)代表
企業内で記される日本語の品質を高める専門家(文章のお医者さん)。
1962年10月30日、茨城県水戸市生まれ。揺りかごにいる時代から、母からおとぎ話の読み聞かせを受けて育つ。
1987年3月、日本大学文理学部国文学科卒業。卒業論文は「夏目漱石『三四郎』論」。朝日新聞が2014年10月から『三四郎』の再連載を開始したのはうれしい出来事で、日々、懐かしさとともに新たな想いにも包まれながら激読した。…燃えた。
1987年4月、教材系の編集プロダクションである株式会社シナップスに入社。有名教材出版社発行による国語問題集などの編集実務を担当する。特に誤字・脱字・重複表現・誤構文等の検出と修正については注目を受け、「磯崎関所」と呼ばれる。
同時に、文科系教科全般にわたる設問作成、通信教育指導を行う。その中で、読者や受講生とのコミュニケーションにおける「わかりやすい日本語」の重要性を痛感し、「文章のみでわかりやすく意図を伝える」というテーマに取り組み始める。
その後出版社等勤務を経て2003年6月、商業出版専門に書籍の校正・校閲を行う個人事業所としてプロ・フィール(Pro-Feel)を開業。以来10年以上にわたり、ビジネス書の校正・校閲を中心に200冊以上の書籍の誕生に携わる(詳しい実績はこちら)。
また、業務に取り組む中で培った推敲の技術を「文章を読みやすく、わかりやすく、正しい日本語にする」ためのメソッドとして確立。現在は、企業内で記される文章の品質向上を支援する日本語品質コンサルタント®として、「必ず伝わる文章」を書くためのセミナー・研修で講師を務める。
(参考:株式会社システムブレーン様HP 講師紹介ページ)
さらに、近年は翻訳業界団体や翻訳スクールなどで延べ660名以上の翻訳(学習)者に日本語力向上ノウハウを伝え、「説明がとてもわかりやすく、勉強になった」など多くの好評を得ている。
(参考:翻訳学校サン・フレア アカデミー様HP 講師紹介ページ)
開業以来、「文章は人柄と同じ。いくらでも磨きをかけていくことができる!」を変わらぬ信条とし、日々の職務に取り組んでいる。最新の自己定義は「文章のお医者さん」。
趣味は将棋(アマ二段)、卓球観戦、読書、音楽鑑賞など。目下の強い願いは、2021年の東京オリンピック卓球女子団体の決勝戦で激闘の末に中国を降し、金メダルを胸にして表彰台の一番高いところから、東京体育館を埋めつくした総立ちの観衆に向かって(涙に濡れながらも)抜群の笑顔で手を振り続ける平野美宇を生で見ること。